変態少女のスカトロな日々 サンプルシーン1
中でも非常に興味を惹かれたのが『SMプレイ』『調教』というものでした。
身体を束縛したり、目や口を塞いだり。痛みを与えられるのはちょっと嫌ですけれど、恥ずかしさを与えられるのは……嫌ではないかもしれません。
革製のベルトなどは持っていませんので、何か代わりになる物は無いかとタンスの中を探した所――出てきたのが去年の運動会で使った茶色いハチマキ。頭にするときには太すぎて半分に折らないと巻き難かったのですけれど、目に巻くのにはちょうど良い太さです。
そのハチマキで目を隠すと、途端にキュンッとお腹の下辺りに不思議な感覚が走りました。
……これは。
目が見えない事で感覚が鋭敏になり、肌に触れる空気の感触も先程より強く感じられるような気がします。キュウリでお尻の穴を弄って興奮した私の息遣いも大きく聞こえるようです。
「あぁ……見えないの……すごい」
感覚が一つ無くなった事で、他の感覚が増幅されているのかもしれません。
「はぁっ、はぁぁぁ……。あぁ……私、すごく興奮しちゃってる……」
大きく聞こえていた息遣いがより荒くなり、言葉通り興奮した私はベッドの上を探って先程脇に置いたナスを手に取ります。
へた部分を握ると、丸くなっているナスのお尻部分を私のお尻の穴に押し付け、ググッと押し込みました。
むぶりゅっ、ずぷぷ……
「あはぁぁぁぁっ……! おっ、おぉぉ……おっき、いぃぃ……! お尻がっ、あぁぁ……拡がっちゃうぅぅぅ……!」
キュウリとは比べものにならない太さの侵入者に私のお尻の穴が悲鳴を上げています。今まで出したどんなうんちよりも太い、そんな物がお尻に挿し込まれているのですから。
ですが……そんな太い物で広げられているというのに、お尻の穴は痛みを感じていないのです。
若干息苦しいような感じはありますけれど、それ以上にお尻の穴が拡げられている事、お尻に物を銜え込んでいる事への興奮が打ち消してしまっています。
「すご……いぃ……! はぁぁ……ん、お尻、ジンジンするよぉ……!」
お尻に感覚が集中する事で頭の中はボーッとなり、口は身体が感じている事を素直に言葉にしてしまいます。
お尻の穴をいっぱいに広げられた衝撃から立ち直ると、今度は押し込んだまま止まっていたナスのへたを握って力を込め、ずるずると引き抜きに掛かります。
「あおぉっ……!? ほっおぉぉぉ……おひり、裏返っちゃうぅぅぅ……あぁぁぁっ」
ものすごく太くて硬いうんちをしているような……そんな感覚で目の裏側がチカチカする程の快感が沸き上がりました。口からは自分のものとは思えないすごい声が出てしまいました。
口走ってしまった通り、お尻の穴が捲れて裏返ってしまうようなすごい感覚です。目隠しを外して自分のお尻を見てしまうのが恐いくらい……。
ナスが抜けないギリギリまで引き抜くと、再びお尻の奥へと押し込みます。
「はぁぁ……ぐぅぅ……太いのぉ……! 美雪のおひり、拡がっちゃうぅぅ……ん!」
自分の名前を自分で呼ぶのはもう何年も前にやめていたのですけれど……。気持ち良さで頭の何処かが麻痺して、昔に戻ってしまったのかもしれません。
私はお尻を拡げられる快感とうんちが出てしまっているような快感とをもっと味わおうと、何度も何度もお尻の中でナスを往復させました。
「あぁぁ……頭が白く……はぁっ、あ、白くなっちゃうぅ……。んふあぁぁ、何も考えられないよぉ……!」
お尻からジワジワと背筋を登って来ていた熱い感覚がついに頭にまで到達し、頭の中を白く焼いて行きます。
「あぁぁ、気持ちいいぃ……! おっ、おぉほぉぉぉ……んっ、ぐ……うぅぅ……あぁぁぁぁぁ!?」
頭の中が真っ白に焼き付いてしまった瞬間、何と表現して良いのかわからない身体が浮かび上がるような感覚が波打ちながら全身に広がりました。
その波に押されるように全身がググッと伸びて反り返り、頂点に達した所で何かが弾けたような……。
その感覚が過ぎ去ると、白くなっていた頭の中が徐々に戻って来ます。硬直の解けた全身からは力が抜けて、ピクンピクンと痙攣を始めました。
あぁ、これがインターネットに書いてあった『イく』『絶頂に達する』という感覚だったのかもしれません。
「はぁっ……はぁっ、はぁぁぁぁ……。あぁ……私、イっちゃったんだ……」